こちらの記事の翻訳です。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/finals_christian_valenti_vs_br.html


Christian Valenti (Solar Flare) v.s. Brian Sondag (緑赤ケッシグ)
(以下、緑赤ケッシグ=K、Solar Flare=S)

Game 1
(お互いのターンが終了したところで1行空けます)

Sは島をプレイでターン終了。返しにKは根縛りの岩山もプレイ。

次ターン、Sは氷河の城砦をプレイしターン終了。
Kは森をプレイの後、不屈の自然をキャストし山をサーチしてくる。
そのターンの終了時、Sは熟慮をキャスト。

3ターン目、Sは島をセットしてターン終了。
Kは土地を置いて真面目な身代わりをキャスト、森をサーチする。
ターン終了時、Sは禁忌の錬金術をキャストし、墓地にワームとぐろエンジンと
熟慮を落とす。

Sは闇滑りの岸をプレイ。Kは身代わりで殴って2点与え、ケッシグの狼の地をプレイ。
不屈の自然をキャスト。Kは漏出を警戒しながらプレイするが、Sはこの時漏出を持っていなかった。
さらに極楽鳥をキャストし、結果このターン合計3マナを伸ばす。
次ターンには、9マナに到達し漏出を警戒する必要がなくなる。
ターン終了時にSは熟慮をFlashback。
S=18:K=20

Sは5枚目の土地を置いたが、劣勢気味。幻影の像をキャストし、身代わりに。
平地をサーチしてくる。この時点でSの手札は7枚。
ターン終了時にKは内にいる獣を氷河の城砦にキャスト。
Kは次ターンに原始のタイタンをプレイするつもりだろうが、Sに選択肢は無い。
内にいる獣は解決され、Kは自身のターンにタイタンをキャスト、墨蛾2枚を持ってくる。

Sはメインに忍ばせた天界の粛清をドロー、戦線の維持を試みる。
DoJをプレイするには白マナ2つ要るが、内にいる獣の後ではデッキも応えてくれない。
代わりに忘却の輪でタイタンを除去し、身代わりでアタック。
Sがコントロールするアンタップ状態の土地は闇滑りの岸だけだ。
Kは返しにGSZからタイタンを呼んできて、さらに2枚の墨蛾を場に出した。
S=18:K=18

Sは金属海の岸辺をプレイし、勝利に近づこうとするが(内にいる獣による)損失が表面化する。
この状況でどのように守れば考えながら、ターンを返す。
Kは1体の墨蛾をクリーチャー化し、タイタンと共にアタック。
Sがタイタンを複数体(ビーストと身代わり?)でブロックした後、墨蛾をケッシグで8/1に。
墨蛾は破滅の刃で除去した。墨蛾は後3体場にいる。
S=17:K=18

Sは水没した地下墓地をプレイし、DoJをキャスト。場はキレイになったが、墨蛾を何とかしないとなんともならない。
Kは同様に墨蛾を8/1にしてアタックするが、同じく破滅の刃の前に散る。

次ターン、Sはドローゴー。
Kは同様に8/1墨蛾でアタックを試みるが、今度は瞬唱経由の破滅の刃が飛ぶ。

Sはメインに錬金術をキャストする。破滅の刃を見つけ手札に加えるのだが、残り3枚が墓地に行くのを見ると溜息が聞こえてくるようだ。瞬唱でアタックしてエンド。
この試合4度目、8/1墨蛾でアタックを試みるK、破滅の刃でそれに対処するS。
Kの手札はこの時点で5枚あり、完全に息切れというわけではなさそうだ。
S=17:K=16

Sは墓所のタイタンでクロックの増強を図る。墓所のタイタンって言っても戦場では死んでるわけじゃないよね。
今度はKが守りを固める番だ。GSZから酸のスライムを呼んできて忘却の輪を破壊、原始のタイタンが土地を持ってくる。さらに原初の狩人、ガラクをキャストし、3/3を場に。
タップアウトとなるが、なんとか戦線を構築することが出来た。

Sはドロー後、土地をプレイする。ライフは17あるが相手はケッシグの狼の地をコントロールしている。太陽のタイタンを堀葬の儀式で釣り、幻影の像を場に。像はタイタンになり、忘却の輪を戻す。像を酸のスライムにすることもできたが、ケッシグが2枚場にある状態では効果が薄い。戦闘フェイズでガラクを倒したが、墓所のタイタンは討ち取られる。それでもSは十分な軍勢をコントロールしている。
Kは2枚目のガラクをキャスト。こいつは今そんなに重要なカードでは無いが、どうすれば最も効果的に使えるかを考える。結局、2体のタイタン以外を金屑の嵐で焼き払い、その後にトークンを出してターンエンド。

Sは錬金術をキャスト。土地がたくさんある状況では違和感があるが、その中からマナ漏出を選択。恐らく、ケッシグを意識しての選択だろう。戦闘フェイズ太陽のタイタン2体をレッドゾーンへ。瞬唱と土地を場に戻し、Flashbackの破滅の刃でビーストトークンを除去。
タイタンをコピーした像はケッシグによりどこかに旅立った。残ったタイタンは無事、ガラクを破壊。
Kはカードを引いて投了した。

Solar Flare 1-0 Kessig GR
(ちょっと時間かかり過ぎたので、以下簡易訳へ)

Game 2
Kは森からBoP(極楽鳥)。Sは氷河の城砦スタート。
Kは不屈の自然。これで次のターンには土地置ければ5マナ出るよ!
対するSは沼でおしまい。
Kはスラーンをキャストしてこれが場に出るが、結局4枚目の土地は置けない。
これを見てSは忘却の輪でBoPを除去。3マナに張り付けようとするが、これは裏目に。
次ターン、Kのドローは森。スラーンのアタック後、ヴィリジアンの密使をキャスト。
Kは再生マナを残したままターンを終える。Sは4枚目の土地を置いて終了。
Kはスラーンと密使で攻撃し、Sのライフを10に。不屈の自然を撃ってマナを伸ばす。
ここでもKはキチンと2マナ残してDoJに備える。そのターンエンドにSは錬金術をキャスト。
あー、ムリポと思いながら5枚目の土地を置いてターンを終えるS。
スラーンと密使の攻撃でSはライフが4まで落ち込む。Kは5マナ立ててターンを返す。
Sに残された回答は唯一幻影の像のみ。エンド時に錬金術を撃つけど都合よく引かないよね。
結局自分のターンに苦し紛れに太陽のタイタンを出したが、それには内にいる獣が刺さってgg

Solar Flare 1-1 Kessig GR

Game 3

Sは勝てそうにないハンドをマリガン後、リスキーだけど許容範囲内のハンドをキープ。
Kは7枚スタート。
Sは金属海の岸辺をプレイ、Kは銅線の地溝をプレイ。
Sは闇滑りの岸をプレイ、Kは土地を置いて不屈の自然で森を持ってくる。
Sは沼を置いてエンド、Kは土地を置いて身代わりで更に土地を伸ばす。
そのターンエンド錬金術をキャスト。墓地に送るのは土地と輪とマナ漏出。
墓地に置かれた漏出がブラフになることを祈りながら、錬金術を手札に加える。
KはSwordFFをキャストし、そのまま装備してアタック。ディスカードは儀式。
Sのライフは16になり、更に剣を追加してターン終了。3マナ浮いており、BeastWithinが臭う。
Sはエンドに先ほどの錬金術をキャストし、幻影の像を手に入れた。
次のターンに像キャストし、身代わりをコピー。平地を持ってくる。Kは何もせず自分のターンへ。
ケッシグをプレイし、身代わりを除去。身代わりは剣を2本持って突撃する。
Sが捨てたのはDoJとUnburial Rites。攻撃後、原始のタイタンで墨蛾2枚を持ってくる。
ここのタイタンをプレイさせないために漏出を墓地に送るブラフをしたのだが、結局実らず。
Sは太陽のタイタンをプレイして、Imageを拾ってもKの戦線には対抗できない。
とりあえず、エンド前に熟慮をFlashbackする。
自身のターンにタイタン→Image→忘却の輪→原始のタイタンとする。
Kは墨蛾をクリーチャー化し、剣2本を背負わせてアタック。毒が6個乗る。
Sはハンドが0になり、それを確認してKはGSZ。タイタンを呼び、ケッシグと墨蛾を追加。
Sは解決策を墓地に送るべく、自ターンに錬金術をFBするが何も見つからず投了。

Solar Flare 1-2 Kessig GR



とりあえず、ザザッと訳しましたが、結構大変でした。
日々翻訳活動に励まれている方々には頭が下がります。


SCGの結果です
優勝はKessig Wolf Run入りの緑赤

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&feedin=43&event_ID=19&city=Nashville

レシピはこちら。

4 Garruk, Primal Hunter
3 Primeval Titan
9 Forest
4 Rampant Growth
1 Birds of Paradise
3 Mountain
4 Beast Within
2 Kessig Wolf Run
4 Rootbound Crag
1 Acidic Slime
4 Viridian Emissary
4 Inkmoth Nexus
4 Green Sun’s Zenith
3 Slagstorm
3 Solemn Simulacrum
3 Wurmcoil Engine
4 Copperline Gorge

Sideboard
2 Tree of Redemption
3 Thrun, the Last Troll
4 Sword of Feast and Famine
1 Viridian Corrupter
1 Slagstorm
1 Ratchet Bomb
4 Ancient Grudge


日本の型と比べると、金屑の嵐が採用されたり、変身ガラクが不採用だったり、
微妙な差がありますね。
トップ16に7名を送り込んだSolar Flareは最高順位2位でフィニッシュでした。

決勝のカバレージを読む限り、Solar Flare側にとってはそんなに楽な相手ではなさそうです。
前環境では、Tectonic Edge等で特殊地形に対処できましたが、
現環境では精々相手のAcidic SlimeをPhantasmal Imageでコピーして割るくらいです。

http://www.starcitygames.com/events/coverage/finals_christian_valenti_vs_br.html

原始のタイタンはヴァラクートが無くなって使われなくなったかと思ってましたが、
どうやらそんなこともなく、タイタン最強の座にまだ居座りそうです。

晩に決勝カバレッジを抄訳しようかと思います。

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